No.3 実行する勇気を持ち、現地就職を実現


体験者プロフィール

【ニックネーム】Ayako

【渡航国】ハイデルベルク、リューネブルク、ハノーファー、ハンブルク

【渡航日】2022/10/1

【ワーホリ前のキャリア】日本語学校の講師

【ワーホリ後のキャリア 】ホストファーザーが経営している会社に就職

【Instagram 】@ayako-deutsch-leben

その国を選んだ理由を教えてください。

以前からドイツ人になりたい、いずれはドイツに住みたいと考えていました。そして、20歳の時にミュンヘンに2ヶ月間の短期留学した際にドイツの雰囲気が気に入り、この国で自分のビジネスをしたいと思い、31歳でワーホリに挑戦しました。

どのくらい滞在されましたか?

1年半です。

ワーホリに挑戦しようと思った理由は何ですか?

ベンツと歴史が好きがきっかけで、ドイツに行くこと、ドイツで生活することが夢だったからです。また、成長するにつれて、自分が持つバックグラウンドでは、日本では生きづらいと思うようになり、短期留学した際に『私の居場所はここだ』と自覚しました。

ワーホリ中の職業は何ですか?

・日本食レストラン(すし屋)のキッチン:接客はほぼなし。配膳、片付け、盛り付けなど。週3日4時間程度
・オンライン日本語講師:日本の日本語学校に申し込まれた受講生にマンツーマンでオンラインレッスン
・オーペア:子供の面倒、家事など週5日6時間程度

ワーホリを通して得たことは何ですか?

①日本に対する外国人の関心の高さ: アニメなどの影響でドイツで外国人と仲良くなれる機会が多い。また、日本人だからという理由でよくしてもらえる機会は多かった。書類などの信用が高いので、他の外国人よりも時間がかからない。
②日本の生活水準の高さ、役所におけるスムーズな対応(特にビザ関係): 日本では当たり前にある物や他者に対する考え方の違い(気配り、心遣いなど)がない。①で書いたように役所での信用度は高いが、それでもさまざまなな手続きには、時間がかかる。
③『郷に入っては郷に従え』の大切さ 諸外国からの移民を受け入れている国だからこそ、ドイツ人の移民に対する考え方が身に染みて分かった。自国ではないのに自国と同じように生活しようとする外国人にはドイツ人の対応も厳しい。

ワーホリ後に選んだキャリアの理由はなぜですか?

①よりドイツ語のレベルを上げるためにドイツ滞在をしたかったから
②現地のビジネスマナーを身に付けたかったから
③ドイツで自分のビジネスを展開する夢(フリーランス日本語教師など)を叶えるチャンスにしたかったから 特に③に関しては、短期留学を終えてから、『日本人の私にできること』でドイツで起業したいと思っていた。学生の時には、その仕事を見つけられずに、一般企業に就職したが、日本語教師という仕事に出会い、仕事を辞め、日本語教師の資格を取り、全ての準備を整えて、ワーホリに挑戦した。

オーペアをさせてもらった家庭では、将来的に長期で両親が出張することを見込んで、オーペア兼日本語教師兼ホームオフィスの事務員を探していた。そのご縁で、ホストファーザーが経営している会社に就職し、就労ビザを申請してもらい、先日、正式に外国人局より、長期滞在許可をもらった。

最後にワーホリ挑戦を考えている人へのメッセージをお願いします!

私のように複雑なバックグラウンドを持っていたり、日本での生活が嫌だ、日本を離れたい、世界を見てみたいという野望がある方は、絶対挑戦した方がいいと思います。 私もこれまで20カ国近く一人旅をして来ましたが、自分の波長に合う国は、あまりありませんでした。 生まれた国で生活しなければいけないというルールもないし、自分の人生を思い通りに生きたいなら、ただその夢を口に出し、チャンスを引き寄せ、そして実行する勇気を持てばいいだけだと思います。 新しいことに挑戦することは労力がかかるし、楽な方へ流されてしまうかもしれませんが、その選択ができるのは自分だけです。それで諦められることなら、それは『本当にやりたいこと』ではなかったのかもしれません。 でも、だって、どうせ、、、と考える暇があるなら、実行できるように努力をする方が断然有意義だし、自分一人ではできそうにないことでも口に出していれば、自ずとその時に必要な力を持っている人が力になってくれます。

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